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インドネシアに行かずして単行本出版できる?

      2017/07/23


海外で紙の単行本をリリースすることはハードルがとても高そうですね。しかも大手出版社から。こんにちは、コンテンツプロデューサーの佃(つくだ)です。お陰さまで「メイドですから!」はインドネシア最大の出版社から1,2巻をリリースすることができました。しかもインドネシアは私は行ったことがないのですが、なぜリリースできたのか?今回はそのことについてご紹介します。

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インドネシアに行かずして単行本出版できる?

メイドですから!インドネシア語版1巻

メイドですから!インドネシア語版1巻

 

東南アジアは将来、日本のコンテンツ産業のビッグマーケットに

インドネシアをはじめ親日国でもあるタイ、ベトナムなど、巨大な人口を抱える東南アジアは日本の漫画・アニメが大変人気のあるエリアです。

東南アジア諸国連合いわゆるASEANは、インドネシア、ミャンマー、タイ、ベトナム、カンボジア、ラオス、マレーシア、シンガポール、フィリピン、ブルネイの10カ国で構成され総人口は6億4千万にのぼり、日本の6倍以上、アメリカの2倍以上に上る大経済圏です。しかもASEAN統合-非関税貿易の撤廃や投資の自由化が進み、世界から注目を浴びている地域でもあります。

なかでもASEANの中心的な存在でもあるインドネシアは人口2億5千万人、20歳以下の総人口に占める割合が50%と、特に漫画・アニメなどのコンテンツ産業から見でも垂涎の市場です。

漫画・アニメファン、親日国が多く、そして6億を越える大経済圏ということは、東南アジアやインドネシアに進出したいと思うのは人情・・どうすればいいのか分からない、遠いし行ったことないし、コストもかけられないしという方は多いはず。何か手は無いものか・・。

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情報をあきらめず探しそして行動!

私はサラリーマン時代に東京勤務の経験はありますが、東京にいますと日々仕事に忙殺され、そして情報があふれているので、あえて時間をかけてネットで探してまで・・という状況でした。

ところが広島に戻って生活しますと、東京よりははるかに情報が少なく、しかも漫画などのエンタメ系情報が街中にあることもまれで、幸か不幸かインターネットで情報を探さざるを得ない境遇になってしまいました。

これが幸いなことに、リアルよりもはるかにネット上には情報があふれていますし、東京にいたときよりも情報を探す時間もあり、その中に今回のテーマである「インドネシアで出版の可能性」の機会に恵まれる情報があったのです。

経済産業省 クール・ジャパン戦略推進事業とは? Walkersインドネシア

すぐにこのプロジェクトを実践されている企業に直接アプローチしたところ「メイドですから!」をプッシュしていただくこととなり、その後インドネシア最大の出版社の検討会議でめでたく採用&出版が決定した次第です。2013年秋から2014年春のことでした。

日本よりも先に単行本化!インドネシアの書店店頭に並ぶ!

2014年8月に「メイドですから!」インドネシア語版1巻、11月に2巻がインドネシア、首都ジャカルタ中心の書店店頭に並びました。後に12月に国内単行本化も実現するのですが、その前に単行本化されたのが海外でしたので、何か不思議な感じがしたものです。

インドネシア最大の書店

インドネシア最大の書店に単行本が並ぶ

メイドですから!インドネシア語版が書店に!

メイドですから!インドネシア語版が書店に!

そしてより多くのインドネシアの方に知っていただくために、ジャカルタ界隈の小学校に配布されている「インドネシア子ども新聞」に作品の告知を半年間実施。数多くのインドネシアのお子様にご覧いただきました。

インドネシア子ども新聞とメイドですから!英語単行本

インドネシア子ども新聞とメイドですから!英語単行本

この「インドネシア子ども新聞」は、日本の文化やコンテンツそして科学など、子どもに興味のある内容を掲載した全4Pで毎月1回発行される民間の新聞です。インドネシアの面白いところは、こういう民間の新聞を公立の小学校に配付、そして掲示板に掲載してもいいとのことで、なんと約20万人の小学生が読んでくれています

子どもたちは小さいころに見た漫画やアニメは大人になっても覚えていてくれることは多く、この新聞をきっかけに漫画を知り、読んでくれればという願いからプロモーションにも力を注ぎました。

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数10年後、親子でファンになってくれれば・・

インドネシアで出版する機会に恵まれましたのは、その前に電子書籍でアマゾンアメリカで1位を取るなど、努力を続けてきたことも要因ですので、ただ単にネットで情報を探してアプローチするだけでは難しいでしょう。
しかし毎日出来ることを出来る範囲で挑戦しつづけていますと、必ずや結果が出てくると思いますので、何事もあきらめずトライすることが運が運を呼ぶ流れになります。頑張りましょう。

最後に、このインドネシアでの単行本リリースで一人でも多くのお子さんに読んでいただければ、そして将来、そのお子さんが大人になり、さらにそのお子さんと一緒に読んで楽しんでもらえたら、漫画ビジネスに挑戦した甲斐があり、この上ない喜びです。


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