
憧れの雑貨屋さんになるには?
『将来の夢は雑貨屋さん』というお子さんも多く、開業人気も高い雑貨屋はどうやって始めるんだろう、商品を仕入れるのだろうと思いましたので、今回はキャラクター雑貨などを仕入れてネットで雑貨屋さんを始めるにはどうするのかという件です。
ネット経由で仕入先を確保
かつては「雑貨屋を始めよう」というと、仕入れ先を探すために展示会や卸に直接出向いたり、また信用を確保するために法人化したり、店舗を借りるために数千万の借り入れをしたり、スタッフの採用で人員を確保したりと、ハードルが大変高かったものです。
しかし今は、ネットショップで雑貨屋を始めるときは、仕入れ先確保・店舗も限りなくハードルが低くなって始めやすくなっています。
まず仕入れ先について、ネットのマッチングサイトや大手IT企業のネット卸部門に登録すれば、最低1個から仕入れが可能なところもあります。下記に主な仕入れサイトです。
1:NETSEA(ネッシー)
バイヤー会員数と出展企業数は国内卸売モールサイト最大級の「ネッシー」です。 会員登録は無料。
小売店が、卸会社から商品を仕入れることができる卸売・仕入れサイトで、年間60億円が取引されています。
メーカー、問屋等サプライヤーが取扱商品情報や卸売価格を掲載しており、キャラクター雑貨も多数取り揃えています。
こんな方におすすめ
- 新しい仕入れ先を探しているバイヤー
- ネットショップを運営されている方
- これからビジネスを立ち上げる方
NETSEA(ネッシー)について詳しく
2:Cmall(シーモール)
「Cmall」(シーモール)は、スマホグッズやアクセサリー・ファッション関連雑貨など日本から、海外商品を直接仕入れることができるネットモールです。
小ロットにも対応、一点から注文もできます。「Cmall」(シーモール)は、ロット数を気にすることなく発注を行えるメリットがあります。
3:卸の達人
売れ筋の雑貨・おもちゃやダイエット・健康商品を簡単に仕入れることができるサイトです。1点から仕入れ可能なので在庫リスクも少なく、またエンドユーザーへの直送も行ってくれるので、梱包や発送作業をすることなく、サイトの運営に注力することができます。
4:ザッカネット
日本最大級の雑貨展示会サイト。ネット上で10年以上の運営で、サプライヤー登録数3800社超、バイヤー登録数9200社を超えています。最大の特徴は、直接の商談が可能で細かい打ち合わせが必要な場合や大きな取引などには便利です。
キャラクター雑貨やスマホ向け雑貨、輸入雑貨など様々な商品が検索でき、都道府県別に雑貨卸企業を探すこともできます。
5:スーパーデリバリー
アパレルメーカー・雑貨メーカーと小売店を繋ぐ仕入れサイト。メイン商材からサブ商品まで毎日800商品以上の新着商品が掲載、75%以上の商品が1点から仕入れ可能です。
追記:楽天B2B(卸仕入れ専門)
IT大手、楽天が運営する卸仕入れ専門サイト。楽天市場とも連携しており、楽天市場店舗は登録料、利用料とも無料で、仕入れ額に応じて楽天B2Bポイントも貯まります。決済や在庫管理などで楽天市場店舗優遇策が充実しており、大手卸との取引も可能です。
なお当サービスは2018年3月に終了しました。
以上、紹介いたしましたがニーズに応じて選択してはいかがでしょう。登録無料もありますのでお試しで登録し、事前確認するのもいいですね。
ネットショップは定番のこのマーケットで
仕入先を確保したら次はネットショップの開店に向けて準備です。ショッピングモールやショッピングカートASPは下記です。
1:楽天市場
ネットショップといえば日本最大のネット通販市場。仕入れ先を複数確保して、ネットショップとして開店し発展させるには最適なマーケットです。
2:Yahoo!ショッピング
初期費用、毎月の固定費、売り上げロイヤリティ無料のオンラインショッピングモール。Yahoo!JAPANが運営。
3:カラーミーショップ
月額900円(税抜)~でネットショップ開業ができるショッピングカートASP。
自由に編集できるテンプレートでデザインの自由度は高く、ネットショップ開業に必要な機能が全て揃っており、必須のモバイル対応もしています。
ショップ運営の中・上級者向け機能と豊富な決済方法・集客機能のショッピングカートASPサービスです。
まとめ
ショッピングモールは上記の大手2社に収斂されてきています。
ショッピングモールに出店すること、あるいは自社サイト+ショッピングカートASPで販売する、いずれも定番ですので、まずどちらかで初めて両方進めるか、1点に絞るか販売状況を見て検討するのも大切なポイントです。
他にはないオンリーワンのお店、ハートフルなお店をお客様は求めています。
ユーザーの手元にキャラクター雑貨などを届けるあこがれの仕事、雑貨屋。スタートするためには、まず仕入れルートから調べて進めることをお勧めします。