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激戦の動画配信・ビデオオンデマンドサービスを比較する

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アニメや映画などエンターテインメント作品を見る媒体としてのビデオオンデマンド・動画配信サービスが活況を呈しています。整理する意味で2019年春時点での各サービスを比較してみます。こんにちは、コンテンツプロデューサーの佃です。今回は、激戦の動画配信・ビデオオンデマンドサービスを比較する件について。

ストリーミングサービス 動画配信サービスを比較・検証する

ビデオオンデマンドサービスとは?

ストリーミングサービス 動画配信サービスを比較・検証する ストリーミングとはビデオオンデマンドとは、必要な時に見ることができるビデオサービスで、技術的には「ストリーミング」を活用しています。ダウンロードのようにパソコン側にデータを落とさず、サーバーからのデータの流れ(ストリーミング)のみで映像や音楽を視聴できる仕組みのことを言い、「ビデオオンデマンドサービス(VOD)」は、映画や音楽をダウンロードせず楽しめるサービスという意味で「ストリーミングサービス」とも言われることがあります。

ストリーミング技術自体は2000年に入る前からあり、ISDNのような当時のナローバンドではダウンロードに時間がかかったこと、そしてダウンロードしてコンテンツをユーザーに渡さずに済んだというコンテンツホルダー側のメリットもあって、2010年代には急速にストリーミングを活用したビデオオンデマンドサービスが世界で普及しています。

そして映像のビデオオンデマンドサービスには、通信/携帯キャリア系・メディア系・ショップ系・独立系があり、ユーザーの獲得、コンテンツの収集や制作に日々熾烈な戦いを繰り広げています。

それでは、今回は音楽系・スポーツ系は除いて、国内外で主要な動画配信の特徴をコンパクトにまとめてみます。

通信/携帯キャリア系

この分野では、インフラや顧客をすでに持っているというメリットを生かし、国内で大きなシェアをすでに獲得している動画配信サービスが多くあります。

dTV

ストリーミングサービス 動画配信サービスを比較・検証 dTV

dTVは、携帯キャリアの株式会社NTTドコモが運営するドコモ以外の契約者も利用できる動画配信サービスです。

国内最大級の約120,000本の作品数と月額500円(税抜)という低価格で、2018年国内シェア1位*を獲得しています。
GEM Partners調べ

dTVの特徴は、価格の安さと配信本数の多さのバランスが絶妙

価格:月額 500円(税抜)

作品:ドラマやアニメ・オリジナル作品約120,000本をパソコンやスマホ・タブレットなど様々な端末で見ることができるマルチデバイスに対応。またdTVオリジナルのライブやカラオケ、漫画も視聴できます。

アカウント数:1契約で1アカウントですが、最大5台まで端末登録すれば視聴できます。なお、同時再生はできません。

メリット:国内シェアNO,1だけあって、価格の安さと配信本数の多さで高い人気を誇っています。また、スマートフォンで視聴するdTVアプリもキャリアが運営していることもあり、使い勝手やダウンロード可能・オフライン視聴などニーズをよく満たしています。

無料視聴31日間の無料おためしあり。

dTV公式サイトへ

U-NEXT

ストリーミングサービス 動画配信サービスを比較・検証 U-NEXT

光ファイバーによるブロードバンドの草分けでもあるUSENの関連会社、株式会社U-NEXTが運営し2018年国内シェアは3位

作品の配信数は約140,000本*と国内最大級で、視聴形式は定額見放題と1本毎に支払うペイ・パー・ビューがある。
(*2019年1月時点)

U-NEXTの特徴はオールラウンダー

価格:月額 1,990円(税抜)

作品:配信される作品数は約140,000本で、毎月2000本以上更新され、最新作・TV放映中のアニメ・韓流ドラマと多彩です。動画のほか、電子コミックや70以上の雑誌も見ることができます。

アカウント数:1契約で4アカウント 家族など複数人数で利用するのに向いています。

メリット毎月1,200円分のポイントがもらえるので、新作ビデオ・電子書籍・映画チケット購入割引に、そしてNHKオンデマンドもポイントを利用して見放題で利用可能です。

無料視聴31日間の無料トライアルあり。

U-NEXT公式サイトへ

dアニメストア

ストリーミングサービス 動画配信サービスを比較・検証 dアニメストア

dアニメストアは、携帯キャリアの株式会社NTTドコモが運営するドコモ以外の契約者も利用できるアニメに特化した動画配信サービスです。

約2,800本の作品数と月額400円(税抜)という低価格でアニメ専門ながら、2018年度国内シェア7位と健闘しています。

dアニメストアの特徴は、アニメ特化で国内最大級、かつ低価格

価格:月額 400円(税抜)

作品:アニメ作品約2,800本をパソコンやスマホ・タブレットなど様々な端末で見ることができるマルチデバイスに対応。
また、アニソンライブ映像・2.5次元ミュージカル・アニソンミュージッククリップも配信しています。さらに、連携しているアニメイトオンラインショップからアニメ関連グッズを購入するという楽しみ方もあります。

メリット:画質を「HD画質」「すごくきれい」「きれい」「ふつう」から選べるのでTVなど大画面視聴や外出先でのスマホ閲覧などシーンに応じて選択できます。
また、自宅でダウンロードしておき、快適に視聴できる「ダウンロード機能」、アプリを着せかえて自分好みにアレンジ、会員限定のプレゼントキャンペーンなど、アニメファンのニーズにこたえる機能やサービスを提供しています。

無料視聴31日間の無料おためしあり。

ドコモ公式/dアニメストアへ

ビデオパス

ストリーミングサービス 動画配信サービスを比較・検証 ビデオパス

携帯キャリアauのKDDI株式会社が運営する動画配信サービスで2018年国内シェアは8位

ドラマやアニメ・映画が見放題で楽しめるサービスで、au以外の方も登録できます。
また、会員特典もあり試写会プレゼントや映画館での劇場鑑賞券割引なども充実しています。

ビデオパスの特徴は、価格の安さと会員特典

価格:月額 562円(税抜)

作品:ドラマやアニメ・オリジナル作品約10,000本をパソコンやスマホ・タブレットなど様々な端末で見ることができます。

アカウント数:1契約で1アカウント 同時に複数端末は利用できません。

メリット:見放題会員になりますと、毎月540コインがもらえるのでレンタル作品が追加料金なしで、たとえば最新作品を1本見ることができます。

無料視聴30日間の無料おためしあり。

ビデオパス公式サイトへ

メディア系

メディア系は、自社でコンテンツを作成しているためオリジナル作品や独占配信など、コンテンツへのこだわりを感じさせます。

Hulu(フールー)

ストリーミングサービス 動画配信サービスを比較・検証 hulu

海外発の動画配信サービスですが、現在は日本テレビ系列のHJホールディングス株式会社が運営しています。

日本テレビ系のコンテンツや海外作品に強みを発揮し、2018年度国内シェア2位と日本テレビ系の作品が人気を博しているのに合わせて成長を続けています。

Hulu(フールー)の特徴は、独自コンテンツ

価格:月額 933円(税抜)

作品:ドラマやアニメ・オリジナル作品約50,000本をパソコンやスマホ・タブレットなど様々な端末で見ることができます。
海外発ということで海外ドラマも多く一部の作品では英語字幕などの提供もあります。そして日本テレビ系列という強みを生かして地上波の未公開部シーンを追加した特別版配信や、Huluでしか見られない様々なオリジナル作品など、個性的なコンテンツを視聴することができます。

アカウント数:1アカウントで台数制限がないため、複数の機器で利用できます。なお同時視聴はできません。

メリット:マルチプロフィール機能があり、1つのアカウントで最大6つまで、視聴履歴・お気に入りリストなどのプロフィールが作成できます。個人で様々な楽しみ方で使い分けたり、家族で利用するなど活用の幅が広がります。

無料視聴2週間の無料おためしあり。

Hulu公式サイトへ

FODプレミアム

ストリーミングサービス 動画配信サービスを比較・検証 FODプレミアム

月9など数々の名作ドラマや、バラエティでテレビ界を席巻したフジテレビが運営する動画配信サービス。

他社では絶対に見られない作品が約5,000本と多く、特に女性に人気の高いサービスです。

FODプレミアムの特徴は、過去の名作などのドラマに強い

価格:月額 888円(税抜)

作品:フジテレビのドラマやアニメ・ファミリー・キッズ・FODオリジナル作品やフジテレビ以外の約30,000本をパソコンやスマホ・タブレットなど様々な端末で見ることができます。
特に、他サービスでは見られないフジテレビの名作ドラマ・バラエティなど「独占」見放題タイトル5,000本以上は注目です。
さらに漫画や小説などの電子書籍や、スポーツ・ファッションなど雑誌約100誌も視聴できます。

アカウント数:1アカウントで5端末まで視聴できます。なお同時再生はできません。

メリット:毎月「フジテレビの日(8のつく8日、18日、28日)」に、FODプレミアム会員限定で合計最大1200ポイント(1200円分)が全員にもらえます。
ポイントは映画視聴や電子書籍購入に利用できます。

無料視聴:アマゾンアカウントで登録すれば、1カ月の無料おためしあり。

FODプレミアム公式サイトへ

ショップ系

レンタルCD/DVDのTSUTAYAも動画配信サービスに進出しています。他の動画配信サービスにない形態としては、DVDなど物理メディアとのセットです。

TSUTAYA TV/TSUTAYA DISCAS

ストリーミングサービス 動画配信サービスを比較・検証 TSUTAYA TV/TSUTAYA DISCAS

株式会社TSUTAYAが運営するサービスで、動画配信とCD/DVD宅配レンタルを合わせた「動画見放題&定額レンタル8プラン」を提供しています。
TAUTAYA TVは2018年国内シェア9位です。
TSUTAYA TV/TSUTAYA DISCASの特徴は、「動画見放題&定額レンタル8プラン」では宅配レンタルとセットで便利

価格:月額 2,417円(税抜)

作品オンライン動画配信サービス「動画見放題プラン」は、新作・準新作を除いた作品約10,000本が見放題で、パソコンやスマホ・タブレットなど様々な端末で見ることができます。
CD/DVD宅配レンタル「定額レンタル8」は、新作を含めたすべての作品を見ることができます。1回につき2枚1組で発送され、8枚目までは新作も利用でき、9枚目以降は旧作のみになります。

アカウント数:視聴できる端末は5台まで登録できます。

メリット:「動画見放題プラン」に加入していると毎月1,080ポイント(1,080円相当)がもらえて、当プランで視聴できない個別課金の新作2本程度を見ることも可能です。

無料視聴:入会から30日間無料おためしあり。

TSUTAYA TV/TSUTAYA DISCAS公式サイトへ

比較一覧表

サービスごとの料金・本数・国内シェアの比較一覧です。
赤字は項目内で1位評価です。なお料金についてはdアニメストアはアニメ特化のため、次のdTVを1位評価にしています。

サービス名/項目 月額料金(税抜) 配信本数 国内シェア *

dTV

500円 120,000 1位

U-NEXT

1,990円 140,000 3位

dアニメストア

400円 2,800 7位

ビデオパス

562円 10,000 8位

Hulu

933円 50,000 2位

FODプレミアム

888円 30,000 -

TSUTAYA

2,417円 * 10,000 9位

*TSUTAYAはDVD宅配レンタルと合わせた料金。なお動画配信のみは月933円(税抜)
*国内シェアは2018年度のGEM Partners調べ

まとめ

主要動画配信サービスの概要を短い時間で理解するため比較をしてみました。
各社ごとに特色があり、長所短所がある程度、明確になったと思います。

ただ、ここで比較した動画配信サービス以外にも市場には数多くあり、しばらくは激しい競争が続き、将来的には吸収や淘汰などで、シェアを多く獲得しているサービスに収れんすると見ています。

料金や配信本数、無料期間以外にも、国内シェアや順位・過去から増えているか減っているかなども、サービスの継続という点では重要なポイントもありますので、もし無料おためしを含めた利用をお考えでしたら、その点も参考になさってください。

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