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自国主義が蔓延する今だからこそ見るべき映画「大統領の執事の涙」

映画「大統領の執事の涙」とは?

フォレスト・ウィテカー演じる、主人公セシル・ゲインズは、綿花畑の黒人奴隷として白人からの差別を絶えず受けながら生き続けていた。ある日、綿花畑を脱走して盗みに入った黒人に助けられ、そこで働きながら生きていくために大切なことを教わる。

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まじめに働いていたセシルのもとに、ホワイトハウスから執事のスカウトの話が届く。時は、公民権運動が盛んな黒人差別が横行していた時代、息子の過激な活動が理解できないセシルは家族とも意思疎通がうまくいかず葛藤の日々を送る。

7代の大統領に使え、差別・迫害の歴史を乗り越え執事を勤め上げたセシルに、黒人初のオバマ大統領からホワイトハウスへの招待状が届き・・・。

監督リー・ダニエルズ 2013年アメリカ映画

一言感想
時代に翻弄されながら、黒人でホワイトハウスで執事を務めるという成功を収めたセシル。ただこのささやかな成功が、息子を見ているようで見ていなかった自分、大切なものが何なのかがわからなかった自分を作りあげてきたきたことに葛藤することに。

最愛の妻の死、息子のやりたかったことを知るにつれて、少しずつ目覚めていく。

2019年は自分さえよければいいという自国主義、国民を分断する指導者が出てきている中で、今一度思い起こしたい本当に大切なものとは何か?それに気付かせてくれる大切な映画です。

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