映画「硫黄島からの手紙」とは?
1944年に硫黄島に赴任した渡辺謙演じる栗林忠道陸軍中将はアメリカを知っており、非合理的な精神論を振りかざす将校の論を一蹴、意気消沈していた西郷陸軍一等兵(二宮和也)たちに明るい希望をともした。
1945年、戦闘員や物資が枯渇していた日本軍は5日程度しか持たないだろうと考えられていた硫黄島の戦いで、36日間もの死闘を繰り広げた。
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2006年、硫黄島から家族にあてた手紙が数百通発見された。その中に書かれている想いとは・・。
2006年のアメリカ映画。監督 クリント・イーストウッド 出演 渡辺謙 二宮和也 伊原剛志 加瀬亮 中村獅童。日米のそれぞれの視点から戦争を描いた「硫黄島プロジェクト」の日本側視点の作品。アメリカ側視点の作品は「父親たちの星条旗」

一言感想
苛烈な戦場から、決して届くことのなかった家族への思いをしたためた手紙。戦争がなければ、ごく普通に、幸せに暮らしていたであろう妻、子供たち。
日本にとっても、アメリカにとっても悲劇としか言いようがない硫黄島の戦闘。目の前に起きた現実を受け入れて、どう考えるか、どう生きなければならないか。
ちなみに、アメリカ人監督であるクリント・イーストウッドの日本の描写は、西洋人にありがちなアジアを混同した内容はほぼなく、日本でも高い評価を獲得しました。嵐の二宮和也の才能が世界に知られるきっかけにもなった作品ですね。
夏には見ておきたい映画です。
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