映画「禅」とは?
あらすじ
小さいころ母と死別し天涯孤独となった道元は、宋に渡り仏門に入る。厳しい修行、禅を重ねることでついに悟りの境地に達した。日本に禅を広めるべく帰国を果たしたが、時に戦乱の世、そして宗教的な迫害を受け2度に渡り寺を焼き払われてしまう。
道元を信奉する豪族や弟子たちの力により、大仏寺を建て厳しい修行に励む。道元は友と力を合わせ、後進を育て、彼らに見守られながら静かに、激動の人生に幕を閉じる・・。
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大谷哲夫の小説「永平の風 道元の生涯」を原作とした2009年に公開された日本の映画。監督 脚本 高橋伴明 出演 中村勘太郎 高良健吾 テイ龍進 村上淳 哀川翔 内田有紀 笹野高史 藤原竜也。

一言感想
難しい禅の教えをわかりやすく、道元の人生を通して教えてくれる作品です。数々の苦難を経ながらもただただ禅に打ち込む「只管打坐」、我欲を捨てる「信心脱落」は、現在でも国内や世界に広がり続けています。
アップル社のスティーブ・ジョブズ氏はガンにかかった後、曹洞宗の総本山でもある永平寺に行きたがった・・というエピソードも。今の世の中の争い、乱れなどから一歩身を引いて、自分とは?社会とは?何のために生きる?をじっくり考えるきっかけになる、目の覚める映画です。
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